イッシュダブル-ブルンゲル
今回はイッシュダブル考察第一弾ということで、ランバトで今なお猛威を奮っているブルンゲルについて考察してみる。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|---|
ブルンゲル | 100 | 60 | 70 | 85 | 105 | 60 |
弱点はメジャーどころが多く突破力もないため、使い方を間違えると全く機能せず落とされる。
ダブルでのブルンゲルの役割はトリル始動や居座りつつの攻撃。
トリル始動要員としてはそれほど低いすばやさ種族値ではないが、十分始動要員となりうる。
イッシュには氷4倍ドラゴンがいないため冷Bは必須ではない。エナボも同様に撃つ相手がいない。
ハイドロポンプ、シャドボなどのタイプ一致技やおにび、じこさいせいなどで長く居座る。
もちものはオボンかたべのこしの選択。
さて、ここまでは普通なのだが、厄介なのが最速スカーフブルンゲルという存在である。
最速スカーフだと実数値184となり116族のエルフーン、ゼブライカと同速となる。
さらにイッシュにはスカーフを巻かないとアギルダー以外抜けるポケモンがいない。
145(216):アギルダー
116(184):ゼブライカ、エルフーン、ブルンゲル(最速スカーフ)
115(183):チラチーノ
114(182):ココロモリ
113(181):ジャローダ
112(180):ペンドラー
111(179):トルネロス、ボルトロス
この最速スカーフが何をやってくるかというとしおふきである。
137*150*1.5*0.75=23118 と、威力数値だけ見れば大したことはなさそうだが、トリル読みでちょうはつを入れたり遅いと踏んでつっこむと大惨事となる。
さらに厄介なのがアギルダーやボルトロスとのタッグで先制あまごい。
これによりしおふきの威力は34678となり、グロスのコメパンを凌駕する敵全体攻撃となる。
雨を降らしたあとのアギルダーはとんぼがえりやバトンタッチ、ボルトロスはボルトチェンジで持ち場を離れ、なみのり持ちの後続が出てくる。
ちょすいとなみのりとのシナジーは完璧であり、さらに雨状態によりなみのりの威力もアップ、並の耐久では耐えきれない。
他にはモロバレルとタッグを組み、一見するとトリルにしか見えないのだが、モロバレルのいかりのこな→しおふきという絶望が待っている。
せめてもの救いは既にこの型がかなり出回っているため、十分に対策をとって戦いに挑めること。
スカーフ型の場合CSぶっぱしている場合がほとんどなのでサザンドラのあくのはどうで確2、同速のゼブライカのワイルドボルトで高乱1(97.1%〜116.5%)。
他にはあまごい要員側へのエルフーンなどによる挑発、スカーフアタッカーでHP削りなど。
初めに出回った頃はネタかと思っていたが、十分に実用レベルの型。
トリルもスカーフもしっかりと対策していきたい。